小児医療と児童虐待を、子ども目線で議論することを目的にした公開行事とその準備に関する活動報告書。子ども目線で議論するための手段として「身近な、困っている友だちを助けよう」というレトリックで子どもたち自身が、肌身感覚で、しかしながら客観視が可能な立ち位置に置き、討論の雰囲気を引き出した。そうしたところ、小児医療も、児童虐待も、子ども自身が意外に身近な問題として理解していることが分かり、その点を手掛かりにフォーラムの骨格をつくったことを率直に報告している。