DDA研究賞に応募、優秀賞(第2席)を受賞。都市の生き生きとした姿を住民に映し出す装置としての路面電車を題材としたデザイン成果とその記録。路面電車に乗る、という行為は街を眺める箱に入るようなもので、路面電車そのものが街の変化を捉える道具であると位置づけた。その上で、都市は「見られる」ことにもっと注意を払うべきで、路面電車を始めとする公共交通の沿道は、そのフロントに位置づけられること、つまり都市全体のショウウインドウであることを述べた。(DDA研究賞の第2席、優秀賞を獲得)