卒業制作

清掃作業員の制服

ノーマライゼーションを意図した制服導入プロセスの考察

名古屋造形芸術短大卒業制作 指導:品川誠教授以下、専攻全教官

低く見られがちな清掃作業員のあるべき職業的「地位」はどのようなものか、を考え(警察官や消防士のような尊敬されるべき職業である、とした)イメージ向上および作業員の士気向上、アイデンティティ形成のためのプログラムについて考察した。同時に、清掃作業に向いた制服の在り方を調べ、デザイン、制作した。

実物大モデル

理想的な生地の染色が時間的に不可能だったため、代替の生地で制作した。夏用と冬用の2種類がある。ともに作業時の体温を基準にするため、生地は薄手となっている。夏用はメッシュ使用。また、プログラム考察の課程で家族での着用のシーンを想定したため、子供用がある。(女性用は標準で用意、と想定)

 会場の様子。恒例となっていた愛知県立美術館(旧)での展示。

 マネキンは、春日井市内のマネキンレンタル屋さんから借りてきました。

 子供用。もちろんオプションで、この仕事に誇りを持って、家族一緒の服装が出来るように、という意図。

 多くの方々に、見ていただきました。

 ちょっと能書きが過ぎるな、と。


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